やおじんやーの映画を一言で表して教訓を得るブログ

映画が要するにどんな話だったか書く、最後に得た教訓も書く

『コードギアス 復活のルルーシュ』考察 C.C.が~~という運命を分かち合える仲間を得る物語(ネタバレ注意)

記念すべき第一回目のタイトルは『コードギアス 復活のルルーシュ』。


だいぶ前に公開された映画だし、コードギアスはそんなに詳しくない(一応テレビ版は見た)けど、懐かしくて見たからブログとか書いちゃう。

 

このブログの気楽な感じが伝われば良いかなと思って・・・。

勘違いもあるかもしれないけど、みんな許して

 

 

 

 

では、さっそく・・・

 

コードギアス 復活のルルーシュ』を一言で表すと

 C.C.がL.L.(エルツ―)という運命を分かち合える仲間を得る物語である

 

そのまんまですね、ハイ

まぁ当たり前じゃんとか言わないで、説明もみてちょ 

 

 

 

1.主人公はC.C

この映画の内容の最初と最後を繋げると、


ルルーシュを復活させる旅をしているC.C.がルルーシュを復活させて、再び一緒に旅に出る』

 

という流れになっています。


確かに、心を失ったルルーシュのお世話をするC.C.の健気さに胸を打たれ、勝利を諦めかけたルルーシュに覚悟を問うC.C.の行動に熱くなり、ラストのC.C.の涙交じりの笑顔を見て安心する・・・


ルルーシュよりもC.C.に心動かされる映画だった思います。

 

なのでC.C.を中心にしてこの映画を考えます。

 

2.復活させられたルルーシュ

タイトルこそ『復活のルルーシュ』ですが、この映画でルルーシュ自身は主体的に復活していません。


心を失ったルルーシュはC.C.や、かつての仲間達によってアラムの門の前まで連れてこられ、Cの世界に行っても流されるまま、なんとなく復活します。

さながら『復活させられたルルーシュ』ですが、

 

この映画の中でルルーシュを復活させたのは、

 

 

主にこの2つといえます。


C.C.のわがままに関しては後で説明するとして、Cの領域の集合的無意識に関しては劇中で説明が無い要素ですが・・・勝手に考察すると


Cの領域で黒い煙のようなものがルルーシュを包み込まれ、ルルーシュが復活するという描写がありました。

この黒い煙は、これまでの戦争において平和のための犠牲になった者たちの意志だと推察しています。


この映画の敵として登場したシャムナさんは祖国とか弟のために、この世界をやり直そうとしています。


世界がやり直されてしまえば、自分たちが犠牲になって手に入れた平和は無かったことされ、再び戦争の絶えない世界となってしまうかもしれません。


加えて、シャムナはCの世界にアクセスするための触媒としてナナリーを誘拐し、ナナリーの命を奪ってでも目的を達成しようとています。

 

そのため、ルルーシュはナナリーを助けるという動機を持ち、シャムナの目的を実力で阻止できる存在として『復活させられた』

 

もう、ルルーシュという存在はルルーシュ自身の目的を離れて、世界の意志や周囲の人間の願いによって左右されているという印象を受けます。

 

 

3.C.C.のわがまま

 

ルルーシュはシャムナを苦戦しながらも倒します。

また平和な世の中に戻りました、めでたしめでたし。

・・・では、まだ終われません。

 

ルルーシュを復活させた要素のもう一つの要素『C.C.のわがまま』に決着がついていません。

劇中でC.C.がルルーシュは死ぬつもりだった、これは私のわがままだ!」というセリフがあります。

では、『C.C.のわがまま』とは何でしょうか。


確かにルルーシュは、これまでの所業を考えれば普通に生きていくことはできません。

死んじゃってた方が、楽なのは間違いありません。

そのような状況において、C.C.は何故ルルーシュを復活させたかったのでしょうか。

 

それは、C.C.のわがままが

「自分の目的の為にギアスを与えたことで悪の象徴とし死んでしまったルルーシュを元の姿に戻して、最初の頃のようにナナリーと穏やかに生きてほしい。」

というものだったから・・・と思います。

 

ラストでC.C.はナナリーと話すルルーシュを置いて一人で旅に出ようとします。

命を懸けて復活させたルルーシュに別れの挨拶もせずにあっさり置いて行きます。

 

ルルーシュが自分とは関係が無かった最初の頃の人生に戻れるという目途が立ち、自分のわがままが叶ったので、その場を去っていこうとしたのではないでしょうか。

 

 

4.共犯者から仲間へ

 

C.C.は今後の目的をギアスの欠片を集める(うろ覚えですが)と言って、ギアスユーザーの元を尋ねる旅にでようとします。

たった一人で自分に背負わされた運命を全うする生き方をしようとします。

 

そこに、置いて行ったはずのルルーシュが来て、一緒に旅に出ると言います。

 

ルルーシュランペルージではなくL.L.(エルツ―)として・・・。

 

この、名前を変えるということは、ルルーシュが身分を隠すために行ったことですが、物語上ではルルーシュ自身やC.C.との関係が変わる象徴として大きな役割を果たしています。


L.L.という名前は、

  • ルルーシュが野望から解き放たれて世界の平和のために生きる存在となったこと
  • C.C.がルルーシュに持っていた心の引っ掛かりが解消されて2人が新たな関係になったこと

この2点を象徴していると思います。


L.L.とC.C.は対等な立場の仲間として「コード」や「ギアス」といった自らに課せられた運命を全うする新たな人生を送る

というラストに・・・なってたんじゃないでしょうか。

 

以上!

 

5.感想

初めて記事を書くので、すごく見づらいと思います。後でこっそり修正するカモカモ・・・。

ただ書くのが大変で、このままだと続かなそうなので次はもっと短くしたいです。

一応、この前見た『アリータ: バトル・エンジェル』の記事を書く予定です。もっと短く。

そのくだらない動画作って貼るだけにして、もっと気楽にやりたい。

タイはメデタイ。

 

それじゃあ